005_日常生活で苦手な事の話
私はアメリカの法人に出向中ということもあり、夫が主夫として主に家のことをやってくれています。という点から察しの良い方ならわかるかもしれませんが、私は家事がてんでできません。
一人暮らしの時は、とんでもなくだらけていました。
選択をして干したら干しっぱなし、基本的に干した竿から服を取る。そしてまた洗って竿に服が戻る。
タオルは柔軟剤を使っても、一生干しているのでカッピカピになります。使うときまた洗わないといけなくなるレベルでした。
また、収納・片付けもできません。一時期副業で輸入品販売をしていたときに、家につねに梱包材がありました。とんでもない量の梱包材です。信じられない量の梱包材でした。本当に。
副業は本業がめちゃくちゃ忙しくなってからは滞ってしまい、一旦スローダウンしたのですが、
当時付き合い立てだった夫が家に来ることになり、もう副業にも戻れそうにないし、いいやと思い切って全部捨てたところ、大きい車3杯分でした。部屋がめちゃくちゃ広く感じました。というか広くなりましたよね、物理的に。
で、食事ですが、唯一一番自信があったのは食事です。
これでもアメリカにくるまでは時短勤務だったので家庭の家事担当は基本私でした。なので食事は特に毎日やっていたつもり(はず)だったのですが、見事に今私は何もできません。笑
むしろ毎日買い出しに行くのも夫なので、アメリカのスーパーで何を買えばいいかまったく分かりません。
唯一知っている(*)レトルト商品や、めっちゃ簡単に作れる時短商品を見つけては、夫に知ったかぶりして説明しています。そろそろメッキが剥がれそうです。
*10年ほど前に出張で長期滞在していたことがある
子供は私が時短をしていた頃の記憶がほとんどないため、私が料理が出来る人間と思っていません。
アジアンスーパーで買ったレトルトの焼きそばを作ったときも「ママって料理できるんだねぇ!」と目を輝かせて褒めてくれました。笑
先日私の大好きな芋餅を作ったときは「ママが作ったやつまずかったよ。正直に言ったから許して」と気を使いながら声をかけてくる始末。
一人暮らしの頃はとくに栄養なんて全く気にしてなかったですし、好きにしちゃえ精神だったので
もうここまでくると開き直るしかないです。
そして夫に頼るしかないです。すまん。
ただどうにか、ワンオペと言われないように休みの日など洗濯したり(洗濯機&乾燥機にぶちこんで回すだけ)、夫が楽をできるよう外出・外食を勧めています。
時短勤務をしていた頃は一分一秒を争うようなスピード感で仕事も家事もしていたこともあり、それと比べて今はずいぶんスローになったのに出来なくなったことが増えて、老けていってしまいそうな気もしています。
爪切りやピンセットを探すにも、「あれどこだっけ」「これどこだっけ」と聞いてばかりの自分に、あぁ昭和のおじさんもこういう気持ちだったんだろうな、、と思いを馳せるしかありません。
といいつつ、いつも尊敬している吉田松陰さんが適材適所を勧めていたよな、とひたすら自分を正当化しています。
私が唯一得意なことが”働くこと”と”メンタル強者でいること”なので、(成果が出るかは別の話)そこをひたすら伸ばせるように暮らしていこうと思っています。
というなんともオチのない話で終わらせます。それではまた次の記事で。