006_いいなと思うアメリカの習慣
005_日常生活で苦手な事の話
私はアメリカの法人に出向中ということもあり、夫が主夫として主に家のことをやってくれています。という点から察しの良い方ならわかるかもしれませんが、私は家事がてんでできません。
一人暮らしの時は、とんでもなくだらけていました。
選択をして干したら干しっぱなし、基本的に干した竿から服を取る。そしてまた洗って竿に服が戻る。
タオルは柔軟剤を使っても、一生干しているのでカッピカピになります。使うときまた洗わないといけなくなるレベルでした。
また、収納・片付けもできません。一時期副業で輸入品販売をしていたときに、家につねに梱包材がありました。とんでもない量の梱包材です。信じられない量の梱包材でした。本当に。
副業は本業がめちゃくちゃ忙しくなってからは滞ってしまい、一旦スローダウンしたのですが、
当時付き合い立てだった夫が家に来ることになり、もう副業にも戻れそうにないし、いいやと思い切って全部捨てたところ、大きい車3杯分でした。部屋がめちゃくちゃ広く感じました。というか広くなりましたよね、物理的に。
で、食事ですが、唯一一番自信があったのは食事です。
これでもアメリカにくるまでは時短勤務だったので家庭の家事担当は基本私でした。なので食事は特に毎日やっていたつもり(はず)だったのですが、見事に今私は何もできません。笑
むしろ毎日買い出しに行くのも夫なので、アメリカのスーパーで何を買えばいいかまったく分かりません。
唯一知っている(*)レトルト商品や、めっちゃ簡単に作れる時短商品を見つけては、夫に知ったかぶりして説明しています。そろそろメッキが剥がれそうです。
*10年ほど前に出張で長期滞在していたことがある
子供は私が時短をしていた頃の記憶がほとんどないため、私が料理が出来る人間と思っていません。
アジアンスーパーで買ったレトルトの焼きそばを作ったときも「ママって料理できるんだねぇ!」と目を輝かせて褒めてくれました。笑
先日私の大好きな芋餅を作ったときは「ママが作ったやつまずかったよ。正直に言ったから許して」と気を使いながら声をかけてくる始末。
一人暮らしの頃はとくに栄養なんて全く気にしてなかったですし、好きにしちゃえ精神だったので
もうここまでくると開き直るしかないです。
そして夫に頼るしかないです。すまん。
ただどうにか、ワンオペと言われないように休みの日など洗濯したり(洗濯機&乾燥機にぶちこんで回すだけ)、夫が楽をできるよう外出・外食を勧めています。
時短勤務をしていた頃は一分一秒を争うようなスピード感で仕事も家事もしていたこともあり、それと比べて今はずいぶんスローになったのに出来なくなったことが増えて、老けていってしまいそうな気もしています。
爪切りやピンセットを探すにも、「あれどこだっけ」「これどこだっけ」と聞いてばかりの自分に、あぁ昭和のおじさんもこういう気持ちだったんだろうな、、と思いを馳せるしかありません。
といいつつ、いつも尊敬している吉田松陰さんが適材適所を勧めていたよな、とひたすら自分を正当化しています。
私が唯一得意なことが”働くこと”と”メンタル強者でいること”なので、(成果が出るかは別の話)そこをひたすら伸ばせるように暮らしていこうと思っています。
というなんともオチのない話で終わらせます。それではまた次の記事で。
004_好きな飲み物の話
今日はお題に沿って、日本時代の好きな飲み物+アメリカに来てからの好きな飲み物についてお話したいと思います。
早速ですが、まずは日本時代の好きな飲み物ベスト3です。
我が家ではウォーターサーバーを持っていたのでウォーターサーバーを使うこともありましたが、特に大好きだった濃い味系のお茶は自分で作るより買う方が楽だったのでいつも楽天やなんやらで、2リットルのペットボトルを大量に半月に1回のペースで買っていましたね。
日本時代ベスト3
1.伊右衛門 濃いめ
2.おーいお茶 濃い味
3.コーラゼロ
続いてアメリカに来てから好きになったベスト3です。
アメリカベスト3
1.ドクターペッパーゼロ
3.アンスウィートティー
少し説明していきます。
まず、我が家は生粋の緑茶好きです。
特に夫と知り合って、それまで堕落したおひとり様生活をしていた私が”お、こいつと結婚できるかも”と思えたのは二人とも”濃い味”の緑茶しか飲まなかった点でした。
私は一人暮らしの時代から楽天をゴリゴリに利用して、以下のような一本あたりの値段が安いペットボトルをまとめ買いしていました。
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夫と暮らし始めてからは、見事に買う頻度が倍になりましたね。
いつも重そうに運んでくれる佐川急便のお兄ちゃんには申し訳なかったです。
日本のスーパーだと粉末タイプの濃いめの緑茶が売ってると思いますが、作るより買う方が絶対おいしいんです。
アメリカに来てから、たまーに濃い味の緑茶をアジアンスーパーで見かけるのですが、2Lのペットボトルは1本5.9ドル(=850円) くらいします。
やばくないですか。2Lのペットボトル1本850円ですよ。
もちろんさすがにこれはヤバすぎるので、買えません。
ときどーき、頑張って500mlのペットボトル1本2.6ドル(=380円くらい)を購入してちびちび飲んでます。
代わりといってはなんですが、アメリカでは私はUnsweet Teaをのむことが増えました。
これは普通にただの紅茶です。Liptonです。
時々スタバでGreen Teaを頼むのですが、日本で飲むジャスミンティーみたいなフルーティーさがあって泣きそうになります。コレジャナイ感えぐいです。
で、続きまして私の大好きな炭酸飲料です。
私は小さい頃からコーラ好きで、いつだったかこのコーラゼロが販売開始された日にはもう涙を流すほど感動した記憶があります。
それ以来コーラゼロは日本にいる間のOne and Onlyでした。こちらも毎回楽天でゴリゴリに箱買いしてました。
ちなみにベスト3というお題でしたが、4位を選ぶとなるとはドクターペッパーでした。
あのふんわりチェリーっぽいフルーティなにおいがするのが好きです。
アメリカに来てからは大好きなルートビアやドクターペッパーのダイエットバージョン・ゼロバージョンが手軽に手に入れられることから、コーラの時代は終わりました。
特にドクターペッパーのゼロはマジでうまいです。
日本で買えるのかな?
楽天だと、ダイエット版しかないですね。ダイエット版もうまいんですけど、ゼロは強くお勧めできます。
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また、ルートビアについては、よく飲むのはA&Wの缶ジュースのやつですが、
アメリカのBreweryに行くと、そのお店のルートビアを飲むこともあります。
これがBreweryごとに味が全然違くて、癖があると結構飲みにくいのですが、無いとめちゃくちゃうまいです。激うまです。(語彙力)
お題に従ってアメリカの情報流すのは楽しいですね。
アメリカは日本の10倍はジュースの種類があるので、ぜひアメリカにお越しの際はいろんなジュースをためしてみてください !
003_アメリカに猫を連れて行ったときの話(長め)
以前の記事でも書いた通り、我が家には猫がいます。
日本で飼い始めたので、駐在の辞令を頂いてからアメリカに連れてくるための色々な手続きを踏む必要がありました。とにかくいろんな考慮が必要で、かなりの労力を費やしたため、ここに記録として残していきたいと思います。
このブログは大きく分けて3つのカテゴリーに分けて記載をします。
本来であればそれぞれ記事に分けてもいいくらいだとは思うのですが、
私が出国する際、すべてのステップが一つにまとまった記事が無くて、いろんな記事を読み漁りながらリスクを理解せねばならず、とても苦労したので一つにまとめます。
- 検疫関連・・・必要な検査、手順、スケジュール感、申請関連の話
- 手順とルールの事前確認
- スケジュール作成
- 動物病院への伝え方
- 出国当日動物検疫所での動き
- アメリカ入国後
- 飛行機関連・・・予約時の申請や気をつけること、空港到着後の対応など
- 予約前にチェックすること
- 予約時の確認事項
- 出国までの準備
- 当日~乗り継ぎ
- 所感・・・その他気をつけること関連
本ブログは、「これが正しい手順です」という意味でのブログではなく、あくまで一つの事例、どんなリスクがあったか、どんな経験をしたかを共有するためのブログです。
どうかそこをご理解いただいたうえで読んでいただけたらと思います。
(※ペット輸出は飼い主様の責任であることをご理解ください。)
前提情報:
- ペット → 猫1匹
- 時期 → 2022年3月頃
- 出発空港 → 成田
- 行先 → アメリカのとある州
- 航空機 → 直行便無し、会社指定の航空会社を使って日程+便を選択する必要あり
それでは長くなりますが興味のある方のみご参照ください。
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002_アメリカの医療の話
ということで、早速ですがアメリカの医療(一番の悩み事)についてお話します。
1.医療保険について
アメリカは日本と違って国民健康保険や社会健康保険みたいなのがないので自分で保険会社と契約をしなければいけません。
もっと詳しい話をするとオバマケアだったりなんか色々オプションはあるのですが、ここでは駐在員としての経験を共有します。
私の場合は駐在員としてアメリカで暮らしており、会社から指定されている保険会社に会社から指定されている条件で契約しています。
駐在員パッケージみたいなのです。家族分こみで月数百ドル払っています。
2.病院について
医療
アメリカには大きく分かれて3つのカテゴリーのお医者さんがいます。
①Family Doctor(Primary Doctor) ・・・かかりつけ医。定期健診や予防接種、緊急性のない悩み事を相談する。予約とるのに時間かかりがち。
②Urgent Care・・・急な高熱や発熱・怪我などで当日~翌日くらいの間に治療を受けたい場合に訪問する場所。だいたい行ったあと「後日かかりつけ行けよ」と言われる。
③Emergency Room・・・呼吸器や事故にあったときなど本当にヤバいときにだけ行く場所。なかなか数も少ないのに、行くとめっちゃ待たされがち。
基本的に日本人感覚でいくと、②のUrgent Careに行くことが多いです。
②でも処方箋を出してくれる&レントゲン出来るところが多い&骨折くらいの症状であれば簡単な処置をしてくれます。
私たちの経験でいうと、家族がコロナに罹り息子の熱が異常に高かったときや、私が腎盂腎炎、尿管結石などを発症したとき、また息子がクループ症候群、腕の骨折をしたときも、まずはUrgent Careにいきました。
地域差はあるかもしれませんが施設数もUrgent Careの方が多い気がします。
治療方法は日本とは大きく変わりませんが処方される薬が少し違ったりはあります。
息子のクループ症候群のときは、程度がひどくなかったのでその場でステロイドシロップを一杯飲んだだけでした。日本だともっとおおがかりに吸入したりすると思います。
3.医療費について
支払い方法
- 日本と同様、病院での治療後その場で支払いをするケースもあります。
- ただ帰宅後に請求書が送られてくるケースが多く、あとで請求書を受け取ってCheck(小切手)を切るなり、Web上で支払いをするケースもあります。
金額について
私たちの経験上Urgent Careで支払ってきた金額はだいたい100ドル~300ドル程度。100ドル以下に行くこともなければ、300ドル以上になることもないって感じですね。
(実際のTotal医療費は300ドル~600ドルくらいで、保険会社が入って、なんやかんやあって支払うのが100~300ということです。)
はい、まぁそれだけでも分かりますが、結構高いんですね。医療費。
だって100ドル=1万4000円くらいですよ。日本の病院で1万こえることって結構無いですよね。
もちろんUrgent Careにもいろいろあって、CVS やWalgreensという薬局に併設されている超簡易病院(処方箋だけを書いてもらうような場所)だともう少し安かったりはしますが、それでも日本の感覚とは大きくかけ離れている気がします。
医療費において、我々の経験上はUrgent Care/Family Doctorはそれほど大きな差はないと思います。
Emergency Roomだけが唯一特異です。
先日息子の咳が止まらず、吸入も効かない、咳がひどくて吐き戻し、とにかく眠れないという状況が発生し、酸素濃度が93%だったことからEmergency Roomにかけこみました。夜9時半頃のできごとです。
9時半に入ってすぐに小さい部屋でVitalをチェック、症状を説明。その後1時間半以上待たされました。
ようやく個室の治療室に再度入れても、そこからさらに1時間ほどまたされ、息子はその間にいつのまにか咳も収まり爆睡。。。
先生が来る前に、「ねんのためX-rayとっておくね」と看護師さんがご連絡くださり、簡易X-ray機みたいなのを抱えた人がきてパシャッと写真をとり、そこから1時間ほど待ち、先生がきて「もう特に何も問題なさそうだね」と。
「今日この場で出来ることはないから、かかりつけ医に相談しな」と。
もちろんこんな冷たい言い方じゃないです、穏やかな声色でそういわれました。そのご1時間部屋で待たされてようやく書類が整って帰宅。ERに来たのに何も治療なく帰宅。しょうがないんだか、なんなんだか。。。
それから数週間後、医療を受けた病院からの請求書が届きました。
支払い金額50ドル。これまでの経験から安すぎんか?と疑問でした。が、まぁラッキーと思って、支払い。その後、一週間たって、再度請求書が届きました。支払い金額850ドル。
いや驚愕です。
マジで驚愕でした。
一つめの支払いはなんと、最初に入った小部屋でのVitalチェック分のみ。
X-rayを含む約3時間待たされただけの診療に850ドルが請求されたのです。
え、なんで???診療費内訳をみるとは”ERだから”という内容でした。X-rayの金額自体はUrgent Careで受けたX-rayとも変わりませんでした。
ERは二度と使いたくないです。正直なんのメリットもなかったです。
症状的に、ERに行くべき症状ではなかったんだろうな、と後から考えたりもしましたが、いやわかるかい。
4.所感
アメリカでお医者さんにかかるという行為に対して、常に一瞬「ん、本当に行くべきか?OTC(薬局で買える薬)でなんとかならないか」と気を張ってしまうようになりました。
アメリカ人とこの話をしていると、アメリカ人ですら同じく、だそうで、「OTCでなんとかする」というマインドセットが大事だとのことでした。
日本よりもOTCで普通に効き目のつよい薬が買える=信頼できる、からこそ出来るマインドセットかもしれませんが、”医療費が高いからOTCでなんとかする”という考えを持つという思考フローがとても衝撃的でした。
逆にアメリカに住んでる人が日本に来て、緊急治療を受けたとき、X-rayも込みで8000円しか請求されなかったらしく、安すぎて衝撃を受けたとも聞きました。
日本は医療システムにおいて本当に優れた面がありますし、国としてのサポートが手厚いです。
あと数年の駐在期間の間に何度病院にかかるかわかりませんが、総額5,000ドルとかになりそうだなぁ、と涙しています。
日本を出る前に、自分の健康保険+こども健康保険には入ったので
ちょっと大きめな病気であれば健康保険がカバーしてくれるのですが、、そこにまで至らない病気の方が多いので、なんだかなぁと悩んでいます。
同じような人がいたらぜひ経験談を共有いただきたいです!
それではまた次の記事で!
001_我が家の話
こんにちは。
現在アメリカ駐在中の人間です。2022年3月末に渡米し、夫と子供と猫を引き連れて3年間という短いアメリカ生活を始めました。すでに1年が経過し生活は安定、犬を飼い始めたり、仕事でもひとつのプロジェクトを完了させたりと、この生活に慣れきったところなので少しブログに時間を割き、自分たちの経験を残していきたいと思います。
出国~アメリカ生活中、未知に遭遇すると真っ先にネット上で先人たちのブログにお世話になったので、同じように今後駐在の機会を得た方や、アメリカに住んでいて気になるけど相談しづらいようなことがある方々のちょっとした助け+自分の息抜きにもなればなと思います。
私はあまり国語が得意でもないし、ブログも継続して書いていたのはずいぶん昔の話なので、正直面白い話ができるかはわかりませんが、見てる人の役にたてればと思います。
この記事の中で簡単に家族の紹介をします。
私・・・30代前半。某メーカー勤務、海外勤務志望し続け念願の駐在員に。ちょっとしたエンジニア。現在家族でアメリカのとある州で生活中。家事力マイナス100。
夫・・・私と同い年。主夫。もともと某企業で電気エンジニアとして勤務していたが私の出向を機に退職し主夫に。2018年頃1年間の育休取得経験者。家事力100。
息子・・・4才、Spidey Freak。最近踊りが得意。優里なみの作詞センス。私立幼稚園のPre-Kindergartenに元気に通園中。
猫・・・ラガマフィンとノルウェージャンフォレストキャットのミックス猫。2021年3月生まれ。5キロ。女王様。
犬・・・ポムスキー?ミックス犬。2022年9月生まれ。ちょっとアホ。猫に遊んでほしいけど相手にされない。
ということで、我が家は3人と2匹の家族です。
私は昔から仕事人間で、というか仕事しか趣味がないかつ家事ができないので、それ以外のことができないタイプで、夫は結婚前から、渡米前からそんな私を理解したうえでサポートしてくれます。
子供が生まれて冬休みを入れて2カ月で仕事復帰した私と、1年間育休を取って子供を育ててくれた夫という当時は結構めずらしい家庭でした。
とある育児雑誌に取り上げてもらったほど。
何よりも1年育休すると決断した夫以上に、それをサポートしてくれた夫の実家(両親)の方もすごいと思いました。
私も夫も田舎に住んでいる身なので、都会ほどはこの手の”異色”に対して理解があるほうではなかったと思う。色々説明も面倒だし、辛い部分があったんじゃないかなと思いますが、義母は子供が生まれてすぐ、私の実家がかなり地理的に遠い&自営業ということでサポートにこれないなか、1カ月我々のアパートに同居してくださり、夫の家事力向上を手助けしてくれた。
いまだによく手助けをしてくれていて、頭がまったく上がらない。義両親以上にできた人間を私はしらない。
息子は、元気はつらつすぎて手に余るが、私の人生のすべてです。我が家は彼を中心に回っているし、彼が中心でまわしてくれている。
最近はしゃべりがうまくなり、優しい振る舞いができるようになってきて、成長が感じられるのが本当にうれしい。いつか彼が海外に留学したいと言い出してもいいように私は金を稼ぐ。仕事で嫌なことがあったりして私のモチベーションがどれほど下がっても、彼が生きているだけで次の日には立ち直れる。
アメリカにきてからたくさんの風邪・けがを経験してくれたおかげで私たち両親の経験値がかなりあがった。私たちをただの成人から親にしてくれる、本当に大切な存在です。
ってな感じで、こんな家族です。私たちは元気にアメリカで暮らしています。
いろんな出来事があったので色々記録していきたいと思います。写真がヘタなので写真をあまり上げられないかもしれないけど、まずはよろしくお願いします。
次回の記事では、アメリカの医療についてお話します!